ドメイン移管手順を簡単に解説!WordPress対応 注意点まとめ
サイトの引っ越しドメイン移管とは
サイトの引っ越しにまつわる、「ドメイン移管」「レンタルサーバー移転」などはどのような手順で行うのか。
ドメイン会社を変更する際の順番や気をつける事、同時にレンタルサーバーを変える場合に行う準備をまとめてあります。
1、ドメイン移管とは
ドメイン移管の条件と種類
ドメイン移管とはドメインを管理している会社の引っ越しのことです。
ドメイン移管する場合、レンタルサーバーの移転も併せて行うケースが多いため「移管+サイトデータの移転」の流れを今回は解説します。
移管前に確認すること
移管の条件は各会社で違います。移管前の会社(レジストラ)に確認します。
ここでは平均的な条件をお伝えします。
- ⍁ ドメイン登録/ドメインの移管からXX日(60〜45日)が経過している
- ⍁ ドメインの有効期間が残りXX日以内(7〜30日)
- ⍁ 現レジストラ(管理業者)が、ドメイン移管の禁止していない
- ⍁ ドメイン有効期間が9年を超えていない
ドメインの種類
① JP系ドメイン(.jp、co.jp、or.jp等)移管手順
- 移管先の管理業者で会員登録する
- 管理画面にログインし、ドメイン移管申請する
- 料金支払い(コンビニエンスストア決済・クレジットカード決済・銀行振り込み等)
- 移管申請の手続き
- ドメイン移管完了(7日前後)
② JP系ドメイン以外(com、net、org、info、等)移管手順
今回は②を詳しく解説します!!
↓ ↓
2、com、net、org、info、gTLDドメイン移管手順
1 ドメインの解約
ドメイン解約をレジストラに連絡し、以下を確認します
- ドメインロックの有無、解除してもらう
- Whois情報(ドメイン管理者情報)の確認
- 認証鍵(オースコード)の取得
2 ドメイン移管の申請
移管先のドメイン業者で、ドメイン移管の申請をする。
移管先の会社によって手順が違いますが、一般的な申請は、オースコードがあれば出来ます。
費用は1500円程度です。
3 レジストラ審査待ち
申請から審査完了まで数日かかります。事前にどのくらいの目安か確認しておきましょう。
これまでの経験では2〜5日でした。
4 ドメイン移管承認、完了
Whois情報に記載されたメールアドレスに、移管承認のメールが届きます。
メールの承認用URLのページで承認すると、正式にドメイン移管が処理されます。
*承認メールには有効期限があります、気をつけましょう
5 Whois情報/DNS変更
移管先のWhois情報を書き換えます。
事前に契約しておいたレンタルサーバー(サイトデーターの引っ越し先)とドメイン移管先の紐付けを行います。
例)「ムームードメイン」と「ロリポップ(レンタルサーバ)」の場合
ムームドメインネームサーバのセットアップ方法はこちらクリック
ムームドメインの『ネームサーバ設定変更』でレンタルサーバーを指定することで、ネームサーバーごとDNSの書き換えが自動で行われます。
*手動で書き換える場合は、各レジストラでネームサーバーをあらかじめ調べておきます
<注意点!!>
DNS変更を行うと、移管元で表示されていたサイトは表示しなくなります。
新しいレンタルサーバーにデータ移転作業が速やかに行えるよう、契約や独自SSL通信の申請など、調べて準備しておきます。
Whois情報の書き換えは、どのタイミングで行えばいいのか?
Whois情報の変更反映まで最大で24時間ほどかかるため、ドメイン移管申請と重ならないようにします。
管理者のメールアドレスの変更は移管後に直ぐに行なった方がいいかと思います。
これでドメイン移管は終了です。
3、レンタルサーバーの引っ越し
ドメインの移管は終わりましたが、早急にやらなければいけないのが、サイトデータの引っ越しです。
レンタルサーバーでのWordPressのデータ移転方法に続きます。
この際、ドメイン会社の変更(ドメイン移管)と、レンタルサーバー変更の間に生まれるタイムラグにより、サイトの検索順位が下がる結果にならないよう、事前に複数の準備を並行して行なっておきます。
そちらの内容は「WordPressのデータ移転手順 レンタルサーバー変更作業」に続きます。